MENU

FOREST NO,2

北海道
鶴居・西武の森

所在地:北海道阿寒郡鶴居村

面積:391万㎡

保全と活用に向けて 湿原の源となる森を守り、活かす活動

鶴舞う美しい村

日本最大級の湿原である釧路湿原。東京23区がすっぽり収まるほど広大なこの湿原に囲まれた小さな村が、鶴居村です。釧路湿原国立公園を眼下に見ることのできる自然豊かな環境に加え、最近では福祉・医療施策の手厚さから、子育て世代を中心に移住者が増加していることでも知られています。冬は丹頂鶴の飛来が多いことに加え、村として長期滞在型の“暮らすような旅”にも力を入れており、観光地としてのポテンシャルは非常に高く、バードウォッチングや森林セラピー等の体験型観光も盛んです。このように“日本で最も美しい村”の一つと呼ばれることもあるこの鶴居村で現在進められているのが、森林の保全と活用に向けた新たな取り組みです。

空から見た広大な森の風景。
森の中の風景。沢山の木と雑草が見える。

アドベンチャートラベルの推進

計画が進められているのは、鶴居村中心部から車で約30分の宮島岬の一角です。ここは釧路湿原が見渡せる景勝地として以前より知られてきました。一帯は釧路湿原国立公園に指定され一般の立ち入りが制限されていることから原生の自然が残り、エゾ鹿やエゾリス、キタキツネなどの野生動物が数多く暮らしています。また地域の方々には「西武グループの管理地」として広く認知いただいていることから、取り組みの推進には大きな期待が寄せられています。
現在、鶴居村を中心とした「鶴居村釧路湿原観光コンテンツ創出協議会」が立ち上がり、「釧路湿原国立公園 アドベンチャートラベル推進プロジェクト会議」もスタートしています。
優れた自然環境を有する釧路湿原でのアドベンチャートラベルを推進するため、宮島岬をどうやって活用していくか、検討が進められています。

木の葉の間から見た、広大な土地の風景。地平線が見える。

宮島岬の活用に向けて

丹頂鶴が舞い、暮らすことから、その名が付けられた鶴居村。雄大な自然を守りつつ、宮島岬を観光資源として活用していくために環境省・鶴居村と歩調を合わせ、土地所有者として積極的に活動を展開していきます。その第一歩として、土地所有者として鶴居村と、「鶴居村釧路湿原観光コンテンツ創出事業」に協力していくことをお約束する協定書を締結しました。
宮島岬を活用したアドベンチャートラベルの推進に協力し、美しい鶴居村の未来に向けて一翼を担ってまいります。
雄大で貴重な自然環境を守りながら、いかにして観光振興に貢献できるか。地元のみなさんや管轄行政機関と知恵を出し合いながら協業する新しい取り組みが始まります。

パノラマで観る 北海道 鶴居・西武の森
鶴居・西武の森のパノラマ写真
拡大・縮小
TOP