高地の町
群馬県北西部に位置する長野原町は、地域のほとんどが標高500メートル以上という高地です。北に草津白根山、南に浅間山を望む、まさに山岳の町と言えるでしょう。名湯・草津温泉にもほど近いことに加え、長野原町にも奇祭「湯かけ祭り」で知られる川原温泉があり、さらに道路等の交通インフラも十分整っていることから、年間を通じて多くの観光客でにぎわっています。西武グループの南草津羽根尾別荘地が近接し、雄大な自然に包まれたリゾートライフを楽しむ人も多数訪れています。
この長野原町の湯の平地区では、計画的な伐採のもとで森の若返りを図る取り組みが進められています。
森林整備計画を展開中
町域の約8割を山林原野が占める自然豊かな町、長野原町。夏季の涼しい気候を活かした高原野菜づくりや酪農業が盛んですが、近年は森林残材などのバイオマス資源を有効活用した産業構想も描かれています。
森林整備計画はいち早く2015年から始まっており、伐採・植樹に加えて、これまで町道沿いを中心に伐採・コナラの植樹・下草刈りなどの維持管理も行ってきました。
森とともに生きる
今後も森林組合との協議を進め、更新伐を行っていきます。その後はコナラを植えていく予定です。
森を大切にし、森の恵みを活かして、森とともに生きていく、そんな想いがはるか昔から未来へ向けて受け継がれていく町が長野原町です。町民の皆さんの山への深い愛情を大切にし、定期的な草刈りなどを行いながらより健全な森へと育てていきます。