富士の姿とともに

御用邸の町として知られ、昔から著名人の静養地となってきた海沿いの町、神奈川県葉山町。晴れた日には江の島の向こうに美しい富士山を望む眺望の良さでも知られています。この地で神奈川県・葉山町・二子山山系自然保護協議会と協働して進められているのが「葉山・西武の森」の環境保全活動です。
住宅エリアの高台に位置する西武の森には年間を通じてハイキングを楽しむ大勢のハイカーが訪れており、森を抜けた先に広がる紺碧の相模湾と遠方に裾野を広げる富士山の雄姿は、季節を問わず何度でも足を運びたくなる明媚な風景です。



ハイキング道を整備中

このエリアでは、三浦半島のまとまりある緑の質の向上と生物多様性の確保を図り、地域の憩いと健康増進のためのハイキング道の整備が進められています。
仙元山ハイキング道での見所の一つが、三浦半島の低山を歩いてたどり着くソッカ山です。標高189mのソッカ山山頂から相模湾を望めば、伊豆大島から富士山までを一望できます。地元の人々に親しまれ、愛されているソッカ山ですが、ハイキングルートから100mほど離れることもあり、一般的には“知る人ぞ知る”スポットといった趣です。当社では今後山頂の整備作業などに力を入れ、より多くの方々にソッカ山の魅力をお伝えして、仙元山ハイキングの休憩スポットとしてぜひ足を運んでいただきたいと考えています。



ありのままの自然を未来へ

緑豊かな三浦半島の付け根部分に近い葉山町で展開される「葉山・西武の森」。首都圏からのアクセスの良さに加え、年齢性別を問わず気軽に楽しめる低山が連なり、近年はハイキングやトレイルランなどの活動のフィールドとしても脚光を浴びつつあります。
人と自然の良好な関係を大切にしつつ、この素晴らしい環境を未来へと受け継いでいくために、保全活動を続けていきます。

