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FOREST NO,6

宮城県
栗駒高原・西武の森

所在地:宮城県栗原市

観光資源の核として 森を活かそう活動

栗駒高原・西武の森の
活動レポート

2026.06.07

西武塾特別プログラムを開催

6月6日-7日
6月4日・5日に開催された社内モニター研修に続き、週末には一般の応募参加者を対象とした「西武塾 特別プログラム」が開催されました。
西武塾は、西武ホールディングスが主催する小学生向けの通年制・体験型学習プログラムです。「西武グループ こども応援プロジェクト」の一環として2013年に開校しました。今回はその特別編となります。
「西武の森」としては、飯能市以外で、かつ一般の方(会社関係者以外)を対象とするプログラムの開催は初の試みです。

当日は曇り空が広がり、栗駒山は雲に隠れていましたが、暑すぎず寒すぎない絶好のコンディション。お子さま5名を含む5組11名のご家族さまが参加されました。
初日は、まず株式会社バイオームのスタッフから自然を守る大切さやアプリの使い方を学び、その後「ハイルザーム栗駒」の駐車場周辺で生き物探しのトレーニングを開始。子どもたちはこの段階からすでに大盛り上がりでした。

翌日は「くりこま高原自然学校」のみなさんのガイドのもと、実際に森の中へ入って生き物探しがスタート! 小川を飛び越えるのもなんのその、ガイドのみなさんの楽しい解説を交えた生き物探しに、子どもたちは目を輝かせて熱中していました。
首都圏から参加した子どもたちにとって、栗駒山の雄大な自然は非日常の世界です。五感をフルに駆使して感じ取った体験は、きっと最高の思い出になったはず。
子どもたちの歓声と笑顔に満ちあふれた、充実した2日間となりました。

2026.06.05

今年もバイオームモニター研修を開催

台風6号が列島をかすめ去り、心配された天候もみるみるうちに回復し、午後からは青空が広がった新緑の栗駒高原。
ここ栗駒高原にて、昨年に引き続き、生きもの探しアプリ「Biome」を活用した企業向け環境研修プログラムの第二弾となる社内モニター研修を実施しました。

人事部門と連携して今年度3回の実施を計画していたこの社内研修も、4月の真駒内、5月の鶴居を経て、いよいよ今回が今年度最後の研修となります。
当日は、社内公募に応募してくれた社員を含むグループ社員23名が参加。ご協力いただいたバイオーム社さま、東北学院大学名誉教授の平吹先生、くりこま高原自然学校の皆さまを合わせ、総勢29名での賑やかな研修となりました。

初日はアプリの使い方を学ぶところから始まり、ネイチャーポジティブの大切さや栗駒エリアの自然について講義を受け、この地に息づく豊かな環境への理解を深めました。
翌日はいよいよ、スマホを片手に全員が生物調査員となって、栗駒高原・西武の森で生きものを探します。
参加者は虫取り網を手に、目を凝らしながら生きものたちの気配を追いました。普段なら何気なく通り過ぎてしまう足元の小さな草花、葉陰にひっそりと息づく昆虫、水の中をすばやく動く生きものたち——注意深く見つめるほどに、森は次々と新しい表情を見せてくれます。


森に足を踏み入れて間もなく、早くも「ギンリョウソウ」の群生を発見! 透き通るような白い姿で静かにたたずむその植物は、光合成をせず、豊かな森でしか生きられない神秘的な植物です。
その後も、イワナ、アカハライモリ、ヘビトンボの幼虫など、多彩な生きものとの出会いが続き、参加者の声が森に弾みました。ひとつ発見するたびに驚きが生まれ、学びが深まり、自然と笑顔が広がっていきます。


調査後の振り返りでは、バイオーム社さまから調査成果(83種の動植物を発見!)の報告を受け、ディスカッションを行いました。
参加者からは、
「研修を通じて、自社事業やネイチャーポジティブへの理解が深まった」「森の中で心が癒され、仲間と普段とは違うコミュニケーションが生まれた」といった声があがりました。
自然の中に身を置くことで得られる気づきは、知識だけにとどまらず、人と人との関係にもやさしい変化をもたらしてくれたようです。

2025.08.27

バイオームモニター研修を開催

2025年8月26日、栗原市さまと当社の間で「連携・協力に関する協定書」が締結されました。栗駒高原・西武の森の自然を守りながら、持続可能な活用を通じて地域の活性化につなげていこうという新たな取組みのスタートです。
同日翌日とさっそく具体的な活動に着手。栗駒高原・西武の森を含む栗駒山麓一帯の豊かな自然環境を舞台に、企業向け環境研修プログラムのモニター研修を行いました。生きもの探しアプリ「Biome」を使った1泊2日の体験型プログラム開発の一環です。
栗原市さまや宮城県さまをはじめ、地元協力団体やバイオーム社など総勢約30名が参加。
まずは座学でネイチャーポジティブについて学び、その後、森の中で実際に生きもの探しにチャレンジ。

雨が降る中でしたが、森の中ではそれも気にならず、みなさん虫取り網を片手に、夢中で生きものを探しました。地元協力団体のガイドを受けながら、植物や昆虫、水生生物など、いろいろな生きものを見つけることができました。

最後に振り返りとディスカッションを行い、今後のプログラムに役立つ貴重な意見やアイデアをいただきました。参加者からは「栗駒高原の自然環境が素晴らしい!」という声も。今回の協定締結とモニター研修をきっかけに、これからも地域のみなさんと一緒に、地域振興にも繋がる持続可能な森林活用に取り組んでいきます。

2025.08.26

栗原市さまとの連携協定書を締結

夏も終盤戦に入った2025年8月26日。当社代表とともに栗原市を訪れました。
2025年3月からここまでの5ヶ月間、栗駒高原・西武の森は多くのみなさまのご支援・ご尽力により迅速に事が進み、この日、栗原市さまとの連携協定書の締結に至りました。
ご協力いただきました地元のみなさま、栗原市役所のみなさまには心より感謝申し上げます。


この迅速な展開はみなさまの期待の表れでもあります。
ここからが本番ですので、身を引き締めて取り組んでまいります!

2025.03.21

これまでの栗駒高原・西武の森

栗駒高原・西武の森は社有地を含み一帯が栗駒国定公園に指定されています。
栗駒国定公園は宮城、山形、秋田・岩手県の4県にまたがり広がる77,122ヘクタールの自然公園です。流麗な山容の栗駒山は紅葉の名所として知られ、辺り一面が朱色に染まる秋の山姿は神の絨毯と呼ばれます。
観光資源としてもポテンシャルの高い栗駒山ですが、2008年に発生した宮城内陸地震により様相は一変します。特に観光業は大きな打撃を受けました。あれから17年。平成の初頭にスキー場計画地として取得し遊休地化していた328ヘクタールの土地を、環境保全を軸に地域振興に役立てられないか?
我々の活動はそんな想いからスタートしました。

2023年8月。栗原市田園観光課さんとの協議を開始します。皆さんとても前向きで協力的なのですが、活用の青写真を明示しないままの協議だったため話しはなかなか前に進みません。環境保全や森林整備を進めたいのであれば自社だけでいくらでも進められます。ですが、地域をないがしろしては意味がありません。地域の皆さんと共に歩むことは持続的な活動においてはとても重要なファクターです。しかし、活用の青写真は見えていませんでした。そんな折、バイオームさんを紹介いただきました。

バイオームさんとの調整がほぼ整い、あとは栗原市さんへ打診するだけと考えていた2025年3月。
NPO団体くりはらツーリズムネットワークさんより1本のメールが届きました。
西武さんで検討中の取組みを一緒に推進することは出来ないか? とのお問い合わせでした。もともと地元の皆さんと共に活動することが大切としていた活動です。これ以上のお誘いはありません。すぐさま連絡を入れ、バイオームさんとの連携策を説明。ぜひお会いしましょうということなりました。

3月末。春まだ浅い栗原市へ。
NPO団体くりはらツーリズムネットワークさんは、栗原市の活性化を目的に地元で精力的に活動をされています。お話を聞くだけで皆さんの栗原市を想う熱意が伝わってきます。
まずは現地の確認から始めましょうとのお話になり、来春に合同で現地確認を行うことになりました。
具体的に動き出した栗駒高原・西武の森。これからの展開にご期待ください。

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