愛荘・西武の森の
活動レポート
2026.03.02
地元小学生の植林体験会を実施
2026年3月2日(月)、すこし肌寒さを感じる花曇りの空の下、愛荘・西武の森で地元小学校4年生を対象とした植林体験会を実施しました。西武の森として小学生が参加する植林体験は、今回が初めての取り組みです。当日はクヌギの苗木100本を植林し、子どもたちに新たな森を育てるための第一歩を実際に体験していただきました。
坂東林業さんの丁寧なレクチャーのあと、はじめてはクワを手にした子どもたちは、あちこちで戸惑い、苦戦する様子も見られましたが、次第にコツをつかみ、楽しそうに一生懸命植林に取り組んでいました。終了後には、「楽しかった」「もっとやりたかった」といった声も聞かれ、子どもたちにとって貴重な経験になったと感じています。この体験をきっかけに少しでも地元の里山や森林環境に興味や関心を持ってもらえると嬉しいです。
愛荘・西武の森では、遊休地13haのうち約10haで森林施業を展開していきます。約6haは皆伐しクヌギ等の植林を行います。残りの約5haは更新伐を行い、健康的で元気な森づくりを推進していきます。
来年度も皆伐を実施する予定であり、引き続き地元の小学生に植林を体験してもらえる機会をつくっていきたいと考えています。
今回の植林体験にご参加・ご協力いただいた皆さま、ご支援ありがとうございました!
2025.03.31
これまでの愛荘・西武の森
滋賀県愛荘町は滋賀県の湖東地域に位置します。町全体の約4割が田畑という穏やかでのんびりとした町です。町の東側には鈴鹿山脈へと至る山間部が広がります。その山間部の入口、北側を甲良町に隣接した14haの里山が「愛荘・西武の森」です。
愛荘町は西武グループの創業者の生まれ故郷ということもあり古くからつながりはありましたが、西武グループの施設でいえば近江鉄道の愛知川駅があるだけで、ホテルのような大きな事業施設はありません。当地はゴルフ場用地して取得され、当時大規模な伐採を行った記録が残っています。おそらくは開発を見越しての作業だったと思われますが、結果として開発がされることはありませんでした。
それから数十年の時が流れました。
当地は長い時間の中で細い樹木が密集する暗く息苦しい森となっていました。
地域の里山として昔から親しまれてきたこの森を、健康的で明るい森に戻す。
地域のみなさんが憩う森林公園として、あるいは地元の子どもたちの自然学習のフィールドとして活用してもらうのがメモリアルな場所には相応しい。
愛荘・西武の森はそんな思いからスタートしました。
今回ご協力いただいたのは地元林業会社である坂東林業さんです。
地域で多くの実績を持ち経験豊富な坂東林業さんにお力添えをいただいたことで、施業計画は円滑に立案がされました。
当地はおよそ半分が保安林に指定されているため、保安林部分は間伐を行いそれ以外は皆伐により新しい森づくりを目指します。
5ヶ年計画の森林経営計画が立案され、2024年秋より第一期の施業がスタートします。2025年3月までに第一期の植林までが完了。同時に愛荘町との連携協議や近隣小学校との自然学習の取り組みに関する協議も開始しました。
地域に根差し愛される森へ。愛荘・西武の森で未来向けた取り組みが始まります。
